ThinkPad X40 にUbuntu7.1入れてデュアルディスプレイ

昨年ノートPCをDebianからUbuntuに乗り換えました。
デュアルディスプレイの設定メモです。

Debianで苦労したxorg.confの設定ですが、Ubuntuでは、「システム」→「システム管理」→「モニタとグラフィックスカード」の設定からGUIアプリ(displayconfig-gtk)で設定可能です。

  1. [モニタ]タブと[グラフィックスカード]タブがありますが、先にグラフィックスカードの設定を行います。
  2. ドライバ→ドライバ名から「i810 - Intel Integrated Graphics ~~」を選択してOK
  3. [モニタ]タブにて、ディスプレイ1の機種で「LCD Panel 1024x768」選択、画面解像度「1024x768」、標準ディスプレイにチェック
  4. ここで一度再起動が必要。ディスプレイ2をサブディスプレイとして使うチェックボックスが押せないため。
  5. 再起動して立ち上がったら、ディスプレイ2の設定にて機種「LCD Panel 1280x1024」選択、画面解像度「1280x1024」、サブディスプレイとして使うにチェック、後は左か右を選択。
  6. また再起動

設定は、ThinkPad X40 に I-O DATA の LCD-AD174GW の場合です。
いつも通り、設定を間違えると画面が映らなくなって面倒なことになるので気をつけてください。

wifi-radar

無線LANのAP探索とか設定接続とかやってくれる、wifi-radarですが、
XPとかの無線ツールに比べて、最初はまりやすい部分があります。

APの探索もまったりだし、接続も繋がったりだめだったりで、
FONとの相性があるかもしれませんが、まったり何度か挑戦が僕の中で鉄則になっています。

一度できなくても設定はたぶん大丈夫だと信じて5回位は試してみたらどうでしょう。
下手にいろんなオプションをいじって2時間位はまりました。


Debianで使える無線LAN用のツールでは一番使い勝手いいと思いますが、
ときに繋がってくれなかったりして自分の設定に対して疑心暗鬼に陥ります。

昨日、久しぶりにsidのupgradeしたら設定が全部初期化されててはまりました。
まったりです。せっかちな人程まったり何度か試せばいけると思います。

Linuxの/直下ディレクトリの使い分け

/home/xxxx/の下にシステム用のファイルとか置かない。
後任のシステム管理者が泣くよ。


Linuxの/直下ディレクトリの使い分け

  • /bin
    • システム用一般向けコマンド
  • /sbin
    • システム用システム管理者向けコマンド
  • /boot
    • システムブート用
  • /dev
  • /etc
    • 各種設定ファイル用
  • /home
    • 一般ユーザ用
  • /lib
    • システム用ライブラリ
  • /mnt
    • マウント用
  • /proc
    • プロックシステム用
  • /root
    • rootユーザ用
  • /var
    • 頻繁な変更ファイル用
  • /usr/bin/
    • ユーザ追加の一般向けコマンド
  • /usr/sbin/
    • ユーザ追加の管理者向けコマンド
  • /usr/local/
    • ユーザ追加のプログラムなど


全体が見えてれば/home下にシステム用のファイルのファイルを置いたりしないはず。

Googleデスクトップ Linux版 をDebianへインストール

昨日、Google Desktop for Linux がBetaリリースされたようです。


こちらを参考にaptの設定をしました
http://www.google.com/linuxrepositories/apt.html

apt-getでGoogleデスクトップをインストール

# sudo apt-get install google-desktop-linux

インストールされると、そのままGoogleデスクトップが立ち上がり、
パネル右のアイコン右クリック→メニューから設定ができました。

topを見ていると、

gdl_indexer
gdl_fs_crawler

が動いているようです。
initにいないんだけど常駐型じゃないのかな。
(続きは仕事帰ってから。)

sambaの文字コードはUTF-8に設定するとベスト

はてな人力検索への回答です。
http://q.hatena.ne.jp/1182403623

文字コードいろいろ

日本語文字コードの代表としては、「Shift_JIS」「EUC-JP」「UTF-8」があります。
このうち「Shift_JIS」と「EUC-JP」には完全な互換性がありません。
また「UTF-8」へ変換するための正式な変換テーブルもないためこれが標準というのはありません。

まだ運用を始めて間もないなら「UTF-8」のままがお奨めです。
Debianのsambaで確認しましたが、デフォルト「UTF-8」のようです。
どれを取っても若干の問題がでてくるので、国際規格を選択したほうが後々いいような気がします。

文字コード関連の設定

とりあえず「UTF-8」前提で説明します。

はじめにターミナル(putty/Teratarm/Poderosa)で文字コードの設定が必要です。

Linux搭載のターミナルなら、メニュー→端末→文字コードの設定
puttyなら、ウィンドウ→変換→受信されるデータの文字セット変換
などで設定できると思います。

次にシェルのLANG環境変数UTF-8に変更します。

たぶん標準でEUC-JPになっているので文字化けしていたのだと思います。

LANG環境変数を変更
# export LANG=ja_JP.UTF-8
LANG確認
# env |grep LANG

ログアウトすると元に戻ってしまうので、「.bashrc」を変更しておきます。

viで.bashrcを編集、次の行を追加する
# vi .bashrc
export LANG=ja_JP.UTF-8
最後にsambaの設定を変更です。

smb.confの[global]セクションで全体の設定を行います。

[global]行の下に次の3行を追加する
# vi /etc/samba/smb.conf
[global]
   dos charset = CP932
   unix charset = UTF8
   display charset = UTF8

パラメータの説明です。

最後にsambaをリロードします。

# /etc/init.d/samba reload
EUC-JP や Shift_JIS にしたい場合

EUC-JP

ターミナルを EUC-JP
.bashrc を export LANG=ja_JP.EUCJP
unix charset を EUC-JP

Shift_JIS

ターミナルを Shift_JIS
.bashrc を export LANG=ja_JP.sjis
unix charset を CP932
SJISにおいてシェル側で文字化けする場合

localeにコレクションされていない可能性

# locale -a
sjisがない場合
# localedef -f SHIFT_JIS -i ja_JP ja_JP.SJIS


参考情報

debian-testingのmysql-server不具合

アップグレードしてからおかしいなぁと思ってたら同じ症状の人がいたみたい。
http://d.hatena.ne.jp/n2s/20070413/p1
同じくstable版から取るようにして回避しました。
問題のバージョン

mysql-server-5.0_5.0.38-1_i386.deb

入れ直してみようと再度インストールを実行すると止まります。

以下のパッケージが新たにインストールされます:
  mysql-server mysql-server-5.0
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 18 個。
25.4MB 中 0B のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に追加で 69.0MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? y
パッケージを事前設定しています ...
未選択パッケージ mysql-server-5.0 を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 51523 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../mysql-server-5.0_5.0.38-1_i386.deb から) mysql-server-5.0 を展開しています...
未選択パッケージ mysql-server を選択しています。
(.../mysql-server_5.0.38-1_all.deb から) mysql-server を展開しています...
mysql-server-5.0 (5.0.38-1) を設定しています ...
Stopping MySQL database server: mysqld.

当分は、一回削除してstable版から取るようにしたほうがいいのかな。