scpの使い方

ネットワーク間のファイル移動は、scp(セキュアコピー)で。
閉ざされたシステム内ならば、rcpでもいいけどscp基本の癖をつけてます。

使いかたは簡単で、送る先のサーバでsshdが動いていれば後はssh接続の応用です。
scp ファイル名 IPアドレス:ファイル名
/tmp/file1を192.168.1.1のマシンの/tmp/内に送る場合なら、
scp /tmp/file1 192.168.1.1:/tmp/

192.168.1.1のtmpの中にfile1が移動されます。

ディレクトリごと移動する場合は、お決まりの-rオプションで再帰的に。
scp -r /tmp/dir1 192.168.1.1:/tmp/

192.168.1.1の/tmpの中にdir1が移動されます。

sshdで接続ポートを変更している場合は、-Pオプションをscpの後につけます。
scp -P 8022 /tmp/file1 192.168.1.1:/tmp/file2

sshアタックの回避に8022を接続ポートとしいる場合。
さらに送り先でファイル名を指定することで移動と伴にファイル名の変更も。
この場合は、file1から送り先ではfile2に変更。

あまり使いませんがその他にも、
 -i でssh秘密鍵の指定
 -F ssh設定ファイルの指定
 -l で帯域幅の制限 Kbit/s

もあるようです。